聖教新聞 体験談そのほか気になる記事

ターニングポイント 急性骨髄性白血病からの蘇生劇(2)

優麻さん3.PNG
「decide(決心する)」と刻印したハサミを使い、
真剣勝負で仕事に臨む


ターニングポイント 急性骨髄性白血病からの蘇生劇(1)
ターニングポイント 急性骨髄性白血病からの蘇生劇(2)

俺にしか救えない人がいる!


 優麻は、吉沢さんと同じ「さい帯血移植」を受けることにした。
赤ちゃんのへその緒や胎盤に含まれる造血幹細胞を移植し、造血機能を
回復させる治療だ。だが移植後、移植片対宿主病(GVHD)を
発症した。

ドナーから提供された移植片が自身の身体を攻撃する。爪のはがれや
味覚異常、、、。1週間、全く目が見えなくもなった。
しかし、「自分でも驚くほど、心は悠々としていた」。

”この苦悩をまた誰かに語れる!劇の中で、こんな主人公がいたら、
おもしろいじゃん!”。死への恐怖は、完全に消え失せていた。

 「俺、創価学会の信仰があるから全然怖くないんです!」
優麻は病棟のラウンジで、自然と患者や看護師に仏法を語っていた。
聞く耳を持たない人もいたが、「語れること自体が幸せだった」。

07年6月、10ヶ月の入院を終え、退院。その後も、信仰の確信を」
語り歩いた。翌年、入院中に何度も見舞いに来てくれた親友が入会した。
「目の前で、優麻の蘇生劇を見てきたから」。
退院した時よりも、大きな喜びがあふれた。

   Ж

優麻さん4.PNG
地域の男子部の友と語り合う鈴木さん(右から2人目。左隣が、
昨年に入会した同じ美容室で働く佐藤陽一さん)


08年に職場復帰。さらなるステップアップを目指し、お世話になった店を
出ることを決意した。感謝の思いで学会活動に励む中、11年5月、
願った通りの美容室に就職が決まった。

 休職していた分、経験は乏しい。だからこそ、就業時間後であっても、
誰よりも遅くまで居残り練習に励んだ。対応した顧客には、その日の
うちに全員へ御礼の手紙を送るなど、誠意を尽くし抜いた。

 売り上げを順調に伸ばし、13年には店長に。同年、妻・麻紀さん(33)
=副白ゆり長=との結婚も実った。

 店はヘア、ネイル、アイラッシュなど、専任のスペシャリストが
在籍するトータルサロンとして人気を博し、指名客も増加。誠実を貫く
店長の姿に、昨年、スタイリストの一人が入会した。

 ”まだ見ぬ、何千、何万もの人たちへ希望を届けるために”、、、
自身の振る舞いで、優麻は生きる喜びを表現し続ける。


サイドストーリー
 「必ず使命がある子だ」。母・和子さんは、毎日寝る間を惜しんで
題目を唱え続けた。時にひるみそうになる心を支えたのは、同志の存在。
「私たちも、同じ心で祈っているからね」

 今振り返れば、全てが功徳だった。優麻が吉沢さんに出会えたこと。
転院する際、「1年待ちを覚悟」と言われながらも、即日に空きが
見つかったこと。そして何より、家族が信心で団結できたこと。
わが子の闘病は、一家を宿命転換の道に導く”宝の原点”となった。

本年9月、優麻と弟・真琴さん(28)=男子地区リーダー=が計画し、
家族を沖縄の石垣島へ連れて行った。妻や伯母も交えた、十数年ぶりの
家族旅行。「物や言葉で表すのは照れくさいから」と、精いっぱいの
感謝を込めて。

その思いを受けて母は、家族に広がる笑顔の輪の中でしみじみ感じた。
「今があるのは優麻のおかげだ。いきていてくれて、本当に
ありがとう」

すずき・ゆうま 1984年(昭和59年)生まれ、同年入会。東京都渋谷区
在住。22歳で急性骨髄性白血病を発症。闘病を経て、現在は東京都
品川区にある美容室「pursuit(パースィート)」の店長を務める。
桂冠会(男子部の美容師グループ)の東京第3総合委員長としても奮闘。
男子部部長。幸福支部。

ご意見、ご感想をお寄せください
turning@seikyo-np.jp

おわり(聖教新聞 2016/11/20 日)

まとめ
ターニングポイント 急性骨髄性白血病からの蘇生劇(1)
ターニングポイント 急性骨髄性白血病からの蘇生劇(2)

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posted by mity504 at 16:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 病気・闘病体験

SGIアジア文化教育センター 共生の国マレーシアに誕生

SGIマレーシア文-教育センター.1PNG.PNG
共生の国・マレーシアに誕生した「SGIアジア文化教育センター」。
敷地面積は約2万平方メートル。700席のメインホールをはじめ、
200人収容のセミナールームが4部屋。池田大作先生のアジア訪問の
歴史を紹介する常設展示室や、会議室などを備える。
今後、南アジアの友をはじめとした広布に歩む同志たちが、平和・
文化・教育に貢献する人材へと成長するための、信心練磨の
道場として活用される


SGIアジア文化教育センター

共生の国マレーシアに誕生
5ヵ国の代表が出席し開所式 原田会長と共に


【ジョホールバル27日】マレーシアのマレー半島南部の都市
ジョホールバルに、「SGIアジア文化教育センター」が完成した。
開所式は27日午前、同センターで晴れやかに行われ、南アジア訪問団の
原田会長、笠貫SGI女性部長らと共に、マレーシア・タイ・インド・
シンガポール・インドネシアの代表が参加した。


エントランスホールに足を踏み入れた瞬間、南国の空を飛んでいるかの
ような解放感が広がった。吹き抜けになっているホールの天を見上げると
、その理由が分かった。大きな長方形の天窓から陽光が燦燦と
注いでいるからだ。

室内に植えられた8本のヤシの木が、自然豊かな東南アジアの道々を
連想させるのもまた、理由の一つであろう。
SGIアジア文化教育センターの至るところに、深い意義が込められている。

 光が降り注ぐ造りは、60年前の1956年(昭和31年)元旦、
第2代会長の戸田城聖先生が詠んだ歌から着想されたものだという。
すなわち「雲の井に、月こそ見んと 願いてし アジアの民に
 日(ひかり)をぞ送らん」との和歌である。


 長方形の天窓は、東から西へと広がるイメージだ。日蓮大聖人の
御遺命である。「仏法西還」の意義を持つ。
アルミスクリーンで直射日光を調整し、すがすがしい光が降り注ぐよう
設計されている。

SGIマレーシア文-教育センター.PNG
 アジア各国の民族衣装をまとったマレーシアの
メンバーが開所式の参加者を歓迎する


 (聖教新聞 2016/11/28 月)

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