世界の体験プラザ 失意の青春から社会貢献の人生へ(2) - 聖教新聞 体験談そのほか気になる記事

世界の体験プラザ 失意の青春から社会貢献の人生へ(2)

開発書」を贈られる張さん.PNG
香港理工大学の学長から「最優秀製品開発書」
を贈られる張さん


世界の体験プラザ 失意の青春から社会貢献の人生へ(2)

香港SGI 張宙(チョンチャウ)さん

省エネと環境技術で脚光を浴びる
香港理工大学准教授として活躍


英米で”最優秀研究賞”に輝く


そんなある日、長男から一枚の絵が送られてきました。窓を大きく開け、
遠くを眺める長男は不機嫌そう。「パパが早く帰ってくれるように」
という題名が付いていました。

 その瞬間、信心で立つしかない、と気づきました。あらゆる時間を
見つけて題目を上げ、勇気と知恵を奮い起こすと、状況は大きく変化。
オーストラリアのメンバーの励ましもあり、わずか半年で論文を完成し、
年間最優秀論文賞に輝いたのでです。

 95年、香港では理系トップの「理工学院」の研究職に就くことを心に
期して帰国。ところがこの前年、「理工学院」が「大学」に昇格し、
教員の採用基準が大幅に変わりました。
香港での研究成果や教職経験を持っていない私は対象外になったのです。

 再び妻が家計を支え、私は”専業主夫”に。数か月後、ついに教職を
諦め、電子工学技士として、会社に勤めました。同僚には、とても
自分が「博士」だということは打ち明けられませんでした。

 ”何のために留学し、博士号を取ったのか、、、”。悩みながらも、
SGIの活動は一歩も引きませんでした。

張さん一家.PNG
張さん一家(左から妻・葉文珠さん、次男・張晧深さん、
張さん、長男・張金深さん)


 香港返還の97年には、世界100か国・地域の友が集い、第16回世界青年
文化祭が開催。その役員に奮闘する中、理工大学から上級講師の採用通知
が届きました。

応募したのは一年も前。数百人の応募に対して、採用枠はたった一人。
私はついに池田先生に勝利の報告をすることが出来たのです。

 2004年には准教授に。これまで国際会議や学術機関誌などで、
200以上の研究成果を発表し、イギリスやアメリカで”最優秀研究賞”
等を受賞。

また論文の引用や索引を調査する「サイエンス・サイテーション・
インデックス(SCI)」によれば、私は電子工学分野では常に
世界20位以内です。

 今、少しでも社会に恩返しをと、香港職業訓練協議会のメンバー、
政府の科学技術専門家団体の顧問、国際機械電子工程学会・香港支部の
会長を務めています。
香港SGIでは副本部長、学術部長として、活躍しています。

 失意の青春時代から、社会貢献の人生へと転換でき、感謝と喜びで
いっぱいです。池田先生の励ましでここまで来られた、という自身の
体験を語り抜き、次世代の人材育成に全力を挙げていきます。

おわり  『聖教新聞 2016/04/25(月)』

 まとめ
世界の体験プラザ 失意の青春から社会貢献の人生へ(1)
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posted by mity504 at 18:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 世界の体験プラザ
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