信仰体験 生きる喜び 「急性心筋梗塞」と闘って(1) - 聖教新聞 体験談そのほか気になる記事

信仰体験 生きる喜び 「急性心筋梗塞」と闘って(1)

河村さん家族.PNG
家族と過ごす幸せな時(右から義母・組子さん、妻・正子さん、
河村さんと孫・瑛太ちゃん、長男・英徳さん、孫・彩希ちゃん、
長男の妻・満希子さん)

長女・山田さん.PNG
父の闘病中、付きっきりで看病に徹した長女・山田智江さん(右)。
「”題目第一”で広布に駆ける父を尊敬します」と。夫・拓哉さん
(左)、長男・広輝ちゃんと共に


信仰体験 生きる喜び 「急性心筋梗塞」と闘って(1)

蘇生の力証明したい

この命で恩返しの人生を


【山口県下関市】黄金色に輝く稲穂が一面に広がる実りの秋。
農業を営む、川村進さん(57)=清末支部、支部長=にとって、
幸せな瞬間だ。今年は例年以上の豊作だった。
5年前に患った「急性心筋梗塞」を乗り越えてからは、以前にも増して
、収穫の喜びをかみしめている、、、。


厳しい現実

2011年(平成23年)4月17日。その日、川村さんは親戚の家の近くまで、
ワカメ採りに出かけた。いつもは一人で行くのだが、この時は妻・
正子さん(55)=支部副婦人部長=も一緒だった。

時計の針が午後3時半を回る。帰宅しようと、車を走らせ、十数分が
過ぎた頃だった。突然、締め付けられるような胸の痛みに襲われた。
正子さんと運転を交代し、助手席に倒れ込んだ。

「お父さん!お父さん!」。妻がいくら呼び掛けても返事がない。
意識を失っていた。正子さんは、すぐさま病院へ車を走らせた。
約10分後、到着。「急性心筋梗塞」と告げられた。

心臓の左冠動脈の前下行枝に血栓ができ、血液が流れない状態に。
一刻を争った。直ちに心臓に電気ショックの処置が。
一回目。反応がない。二回目。それでも心臓は動かない。

”とにかく、生きていてほしい、、、”。正子さんは処置のため
脱がされた、夫のシャツを両手で握り締め、懸命に題目を送った。
三回目の電気ショック。心臓が再び、動き出した。

処置は続く。足の付け根にある動脈から、カテーテルが入れられ、
詰まった血管がステント(網状の金属)で押し広げられた。
手術は成功したが、医師から語られたのは厳しい現実だった。

「心停止により、脳に酸素が行き渡らない状態が長く続いていました。
後遺症が残ることを覚悟してください」
脳に損傷の進行が懸念され、すぐに脳低温療法(低体温に保つことで、
脳の代謝を抑制し、酸素消費量を減らす。その結果、神経細胞を
保護する)が行われた。

友のエール

治療から三日目、川村さんが意識を取り戻した。だが、その瞳は
一点を見つめたまま、言葉を発することもできない。
4月23日。川村さんの元へ、長女・山田智江さん(31)=さいたま市
岩槻区在住、副白ゆり長=が駆け込んできた。
「お父さん、これ見て!」

智江さんがデジタルカメラの再生ボタンを押す。
「支部長、頑張れ_!病魔に負けるな_!」
画面に映し出された動画には、こぶしを高く掲げ、エールを送る
支部の同志の姿が。

しかし、川村さんに反応はない。その後、回復を信じる家族の願いを
打ち砕くように、病状は悪化する。ベッドの上で突然、大声を上げ、
物を投げつけるように。

つなでいた数本の点滴を無理やり外してしまう。低酸素脳症による、
意識障害、記憶障害の症状が現われていた。
正子さんは、車中で苦しんでいた夫を思い起こした。

あの日、夫は無意識に「悔しい」と叫んでいた。毎日、1時間の
唱題を欠かさず、広布に駆けてきた夫のことを思った。
”お父さんは、元気になって、もう一度、広宣流布のために、
池田先生のために、戦いたいと思っている”

寝息を立てる川村さんの耳元で、家族は何度も題目を唱えた。
長男・英徳さん(29)=男子部副部長=は、「真実一切衆生・
色心の留難を止むる秘術は唯南無妙法蓮華経なり」(御書1170ページ)
の一節を繰り返し、父に聞かせた。

それは、「困難の壁を打ち破る”秘術”はこの題目しかない」と、
信心の先輩が教え、励ましてくれた一節だった。

 第二につづく (聖教新聞、2016/10/20)

 まとめ
信仰体験 生きる喜び 「急性心筋梗塞」と闘って(1)
信仰体験 生きる喜び 「急性心筋梗塞」と闘って(2)

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posted by mity504 at 17:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 病気・闘病体験
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