世界の体験プラザ ノーベル賞教授のもとで『認知症』を研究(1) - 聖教新聞 体験談そのほか気になる記事

世界の体験プラザ ノーベル賞教授のもとで『認知症』を研究(1)

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「認知症の原因と新しい治療法」の研究に取り組む
黄 郁文(ファン ユーウェン)さん


世界の体験プラザ
ノーベル賞教授のもとで『認知症』を研究(1)

臨床医の経験生かし治療法探る

スタンフォード大学 博士研究員
アメリカSGI 黄 郁文(ファン ユーウェン)さん

「心」は必ず伝わる


全米屈指の名門ジョンズ・ホプキンスの博士課程を修了し、現在は、
スタンフォード大学医学大学院のポストドクター(博士研究員)です。
2013年に「ノーベル生理学・医学賞」を共同受賞したトーマス・スードフ
博士のもと、「認知症その原因と新しい治療法」の研究に取り組んでいます。

認知症をテーマに選んだのは、以前、台湾で臨床医として働く中で、自らの
無力さを嫌というほど感じたからです。患者は、医師を100%信頼し、
命を預けてくれます。

医師は、その期待に応えるため、最新の医療を学び、技術を磨かなくては
なりません。しかし、アルツハイマー病など、多くの認知症は、現代に
おいても有効な治療法がないのが現状です。

病状が徐々に悪化する患者を前に、”本当に全力で治療しているのか、
他にもっとできることはないか”と自問自答。日々、悩む中で、池田大作
先生の指導を何度も読み返しました。

「脳が病んでも、『心』の働きは生きている。『心』に向かって語り掛け
るのです。『心』は必ず伝わっていきます」(「第3の人生」を語る)、、、
この指導がどれほど支えになったかわかりません。

臨床現場で格闘していたさなかの06年、幸運にも留学の機会をいただき
ました。「これはまたとないチャンスだ。臨床の経験を生かし、
脳の研究に取り組もう」と決意し、渡米したのです。

黄 郁文(ファン ユーウェン)さん 2.PNG


病と経済苦乗り越え

1977年、私は高雄市で生まれ、子どもの頃から、母と共に台湾SGI
(創価学会インターナショナル)の活動に参加。創価家族の温かい雰囲気
の中で育ちました。幼い頃からピアノを習い、中学は音楽のエリートクラス
に進学。

また理数系の教科も好きで、高校は進学校の「自然科学系」コースを
選択しました。

高校2年の時、思いもよらない危機が私たち一家を襲いました。
父が投資をしていた銀行が経営不振に陥り、株価が暴落。銀行が倒産した
あおりを受けて、父も自己破産に追い込まれたのです。

さらに追い打ちをかけるように、私が大学の統一試験を数か月後に控えた時、
父に大腸がん(ステージ2)が発覚。看病の心労から、母も高血圧と糖尿病
に悩まされました。

そんな絶望な状況の中で、台湾SGIのメンバーは私たち家族を励まし続け
てくれました。一家で団結し、真剣に唱題。2か月後に受けた父の手術は
大成功しました。ここから事態は好転し、父はやがて社会復帰。
多国籍企業の経理部長を務めるまでになったのです。

進路に迷っていた私は、この父の闘病の経験を通し、”医師になりたい”
と決意しました。勉学と題目に挑戦し、95年、第一志望の台湾大学医学部
に合格。学生部の大学会にも積極的に参加し、2年時には中心者に
任命されました。

音楽活動も、台湾大学の管弦楽団、学外の学生管弦楽団、また台湾SGIの
天鼓楽団に参加。時には、どれか一つを諦めようかと思いましたが、
先輩の励ましを受け、信心根本に、勉学とSGI活動、音楽活動に全力投球。

各学部の上位5%の学生に贈られる「書巻賞」を3度受けることができました。

 第2につづく (聖教新聞、2016/11/07)

 まとめ
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posted by mity504 at 09:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 世界の体験プラザ
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