グローバル ウオッチ 世界を見つめて 若者と希望(2) - 聖教新聞 体験談そのほか気になる記事

グローバル ウオッチ 世界を見つめて 若者と希望(2)

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 試練の冬を越えて、人生の春を喜ぶ中嶋さん(中)と妹の
古閑恵梨架さん(左)。17歳から10年間、2人で暮らした日々は、
かけがえのない宝。苦しんだ分、人の痛みに寄り添えるように
なれた。父、母、学会の同志、全ての人への感謝を胸に、今、
女子部の友の励ましに徹する。桂川東支部、圏女子部長。


グローバル ウオッチ 世界を見つめて 若者と希望(2)

 家族をつなぐ力、ここに。

 残された姉妹が見つけた幸せ

福岡県・桂川町 中嶋麻実さん

 学2年で両親が離婚。高校2年の冬、母が家を出ていった。
毎晩、リビングのソファで帰りを待った。しかし、母は戻らなかった。
妹と2人、コンビニのアルバイトの給料で生活する。

家賃と光熱費を払うと、わずかしか残らない。高校にも通えなくなり、
そのまま退学。妹〈古閑惠梨架さん=副白ゆり長〉に中学を卒業させる
のが、やっとだった。

 毎日が苦しかった。心はすさみ、髪は金髪に、寂しさを紛らわせる
ために、一晩中、友人と遊び回った。だが、身も心も満たされない。
その頃、頻繁に顔を見せる近所のお姉さんがいた。

「菅さんが来ると、真っ暗な家の中がパッと明るくなるんです。
妹は”あの人は妖精だ”って(笑い)」
 
 菅友美さんは創価学会の女子部だった。そして姉妹は信心に励み始める。
毎週月曜の夜は、妹と2人で学会の会合へ。行くだけで喜んでもらえたし、
最後のおじさんの話を聞くと元気が出た。

会合ではいつも、一人のばあちゃんが隣に座ってきた。背筋が曲がって
いると、背中を小突かれる。よそ見をしていると、耳元で「人の目を
見なさい!」とささやかれる。とにかく厳しい。けど、どこか温かい。

 ある人が教えてくれた。「あのばあちゃんは、『2人を私たちの娘だと
思って育てていこう』と言ってるんだ」うれしかった。胸が熱くなった。
”そうだ、私には、学会のお父さん、お母さんがいるんだ!”
いつしか心から寂しさは消えていた。

 悩みは全部、菅さんに相談した。昼夜逆転した生活リズムを正すため、
毎朝7時から一緒に勤行を。真剣に祈ると、好待遇の職が見つかった。
女子部で部長、本部長となり、友に尽くすうちに自分のことでは
悩まなくなった。

だが再び試練がーーー。妹が「気分変調性障害」で働けなくなり、
生活が逼迫。家で暴言を吐き、暴れた。

 家に帰るのも、つらかった。その頃、県外で再婚した母から「こっちに
来ないか」と誘われる。すぐ飛んでいきたかった。けれど、母の幸せを
邪魔するように思え、福岡に残った。

だが、妹の世話に疲れ、心は限界だった。”もう無理……”。
潰れそうな時、決まって菅さんが家に来てくれた。池田先生の指導を
懸命に求めた。「一番苦労した人が一番幸せになる」との言葉を支えに、
祈り抜いた。

 すると、十数年ぶりに再会した父から、「一緒に暮らそう」と
提案される。祖父母が家を用意してくれ、独身の父と3人で住むことに。
引っ越しの夜、とめどなく涙があふれた。
”まさか、こんな日が来るなんて……”

 その後、父は娘に勧められ、信心を始める。妹も病が癒え、結婚して
子どもが生まれた。そして、中嶋さんは今、ようやく見つけた自分の
夢に向かって、働きながら、創価大学の通信教育部で学んでいる。

  おわり

 『聖教新聞 2017/02/26(日)』


 
 麻実さんは「中学2年で両親が離婚。高校2年の冬、母が家を
出ていった。」両親がいない姉妹、麻実さんのわずかなバイト
の収入で妹と暮らす、普通には耐えられない状況。
絶望しかない。
 麻実さんは経済的に学業を続ける余裕がなく、高校を中退せざる
を得なくなる。
そんな彼女を救ったのは同志であり、学会の仲間だった。

 まとめ
グローバル ウオッチ 世界を見つめて 若者と希望(1)
グローバル ウオッチ 世界を見つめて 若者と希望(2)

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posted by mity504 at 16:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | グローバル ウオッチ
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