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第30回 本幹・メキシコに広がる創価の平和哲学

マリアさん.PNG

 世界広布新時代 第30回 本部幹部会から

 メキシコに広がる創価の平和哲学

 活動体験
メキシコ創価学会
 マリア・エウヘニア・ロハス婦人部長

 一、幼い頃に母と死別した寂しさから、私は、いつも心に不安や
不満を抱えていました。17歳のある日、「この言葉を唱えたら
気持ちが落ち着くよ」と、1枚のカードを渡してくれた婦人がいました。
そこには”ナンミョウホウレンゲキョウ”と書いてありました。

 この不思議な言葉の意味を聞こうと数日後、仏教の会合に参加する
ことにしました。

 教えてもらった住所を訪ね、建物の階段を上がっていくと、その
不思議な言葉を皆で何度も唱えている声が聞こえました。私はなんだか
怖くなり、そのまま帰ろうと階段を後ずさりしました。

しかしその時、後ろから婦人と、その娘さんたちが元気に階段を上がって
きてしまいました(笑い)。

「会合に来たの?」と聞かれたので思わず、「違います。見に来ただけ
です」と答えました。しかし、子どもたちに「どうぞ入って」と背中を
押され、そのまま会合に参加することになりました。温かな参加者と
すぐに打ち解け、初めて題目を唱えた後は、とても晴れやかな気持ちに
なりました。

 それから3ヶ月後には、御本尊を受持することができました。
明るく変わっていく私の姿を見て、家族や親戚、職場の同僚などが
次々と入会しました。


 一、1981年、池田先生がメキシコを訪問してくださることを聞いた
時は、あまりの感動で、気が付けば職場でも、常に先生の素晴らしさを
語っていました。

 先生が空港に到着された日、職場のほぼ全員が歓迎に駆け付けてくれ
ました。この時の先生との出会いが原点となり、生涯、広宣流布に
生き抜こうと、心から決意する事ができました。

 日本でのSGI研修会にも、毎年のように参加しました。そのたびに、
数ヶ月でいいから日本で暮らして、先生のもとで師弟を学びたいとの
思いが募りました。

 89年の研修会からの帰国後、採用希望の書類を提出していた外務省から
連絡がありました。なんと、1年契約で東京のメキシコ大使館への赴任が
決まったと告げられたのです。

 来日後は入省試験にも合格し、正式に外交官になることができました。
「使命の分野で第1人者に」との先生のご指導を胸に、ますます誠実に
仕事に取り組みました。

 頑張りすぎたのか、そろそろメキシコに帰国したいと思っても帰らせて
もらえなくなり(笑い、拍手)、結局13年、日本で働くことになりました。
千代田区の新世紀地区の皆さんと共に活動した思い出は、生涯の宝に
なっています。

滞在中に、2人の友人に弘教を実らせることもできました(拍手)。

 その後、アメリカ、再び日本への赴任を経て、2012年にメキシコに帰国。
以来、メキシコ広布に全てを懸けて奮闘しています。



メキシコ広布.PNG

 一、昨年7月、メキシコにとっても、大変に重要なニュースが飛び込んで
きました。国連での「核兵器禁止条約」の採択です。世界に先駆け、
ラテンアメリカの各国で核兵器の使用・製造・取得などを禁止した「トラテ
ロルコ条約」の調印から、昨年はちょうど50年目でした。

 原田会長がメキシコを訪問中の8月25日、条約調印の舞台となったメキシ
コ市トラテロルコ地区にある、わが国の歴史にとって大変に意義深い
「三文化広場」で、「核兵器なき世界への連帯」展が開催されました。

 この展示は、SGIがノーベル平和賞を受賞した国際NGO「ICAN(核兵器廃絶
国際キャンペーン)」の協力のもとに制作し、共催団体にはメキシコ外務省
、トラテロルコ条約の実施機構であるOPANAL(ラテンアメリカ及びカリブ
地域核兵器禁止条約機構)も名を連ねました。

OPANALと私たちは「核兵器は絶対悪」という理念を共有し、長年にわたって
信頼を深めてきました。

 この展示の開催に合わせ、三文化広場には記念の銘板が設置されました。
銘文には、条約調印50周年と共に、
戸田先生の原水爆禁止宣言60周年記念と刻まれました。


 戸田先生が生前、世界広布を夢見られたメキシコに、青年への第一の
遺訓とされた核兵器廃絶の先見を永遠に顕彰するモニュメントができた
……
私たちにとって、これ以上の誇りはありません。

 OPANALのソアレス事務局長は「信頼してくださっている池田SGI会長の
期待に応えられるよう、われわれは活動を推進していきます」と
力強く語っていました。

 同じ日、原田会長は外務省を表敬訪問し、カバニャス外務副大臣と
会見しましたが、副大臣は、かつて駐日大使を務めた私の上司です。

 会見では「皆さん方が推進している平和運動や対話運動は、大変に
素晴らしい。心から尊敬しています」と語っていました。
いい上司を持ったと心から感謝しました。

 さらに、創価の師弟の平和哲学をメキシコ中に広げていけるよう、
ますます語りに語っていく決意です。

 メキシコは「11・18」を記念し、青年部5000人を結集する文化祭を
開催します。各部の団結で拡大に勝利し、必ずやメキシコから栄光の
新時代を開いていきます(拍手)。

 【聖教新聞 2018(平成30年)1月16日(火)】

posted by mity504 at 16:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本部幹部会
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